青森県医師会

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会長ご挨拶                   【令和8年7月】

 最近公表された国勢調査の速報では、本県の人口は114万人あまりで、この5年間に約10万人減少。減少率7.9%で全国ワースト2位でした。また市町村別人口減少数では、青森市が全国17位、八戸市が18位と人口減少がますます加速しております。また、2025年の人口動態統計も公表され、本県の出生数は4,737人と過去最少。死亡数は20,089人となり自然減は15,352人。人口1,000人当りの自然増減率は-13.5で、これも全国ワースト2位。同じく1,000人当りの婚姻率も2.8でこれもワースト2位でした。さらには、がん死亡率はやや改善するもワースト2。自殺率は21年以来のワースト1位とここまでさまざまなデータを上げましたが実に惨憺たる現状です。県医師会としては、着実に出来る事を進めて行くしかありません。

 次に、今月から診療報酬が改定されましたが、その効果を実感するにまだ早い段階です。昨年度の収支が出始めておりますが、某公的病院では医業収益は赤字なのに補助金等その他の収入が増え結果として黒字決算となったとの事でした。大規模病院の収支は改善されたようですが、小規模病院や診療所はどうでしょうか。今後の発表を待ちたいと思います。 しかしながら、今年度も物価・人件費上昇、スタッフ不足、人口・出生数減少などは相変らずですので、あまり期待できないような気もします。

 また、「医業承継・開業支援チーム」の結成ですが、今年度からは「診療所等承継・開業マッチング支援事業補助」が県の予算を通り、県医でも夏頃より本格的に開始致します。この事業には、各郡市医師会の協力が必須となりますので宜しくお願い致します。

 その他としては、感染症対策や短命県脱出のための3事業などありますが、従来通り確実に進めてまいります。以上、我々医療業界を取り巻く状況は非常に厳しいものとなっておりますが、今後とも県医師会員皆様方のご指導・ご協力を得て、県民に信頼される県医師会を目指してまいります。

青森県医師会会長 高木 伸也

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